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2007.08.09 Thursday

[2007BALI] 3日目:急きょカーチャーター 海エリア観光 -中編 初めての交渉ショッピング-

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Koyanagi.com引っ越した
クタのおばちゃん(コヤナギアイズ)
とりあえず、店の規模は置いておいて、
いかにも交渉が必要そうな店を選ぼう。
そしてその店に欲しいものがあるかどうかが一番大事。

そんなことまでは考えついたが、
こと冷静さには欠けている。

だって私は交渉下手。

特に自分のことは苦手なのに、
なぜにひとりで挑戦するのか。

半ばボラレてしまっても、
経済的に少しは私が裕福ならば、
それもまた勉強料授業料、

と、交渉前から腰が引け気味の自分に逃げ道を用意しておく。

まず入ったのは靴の店。

冷房こそ効かないけれど、
ショーウィンドウを持った店内は敷地面積が1坪程。
所狭しとサンダルが積み上げられ、
店内に入った私に気がついて母娘の店員が寄って来た。

ショーウィンドウのどの靴が気に入ったのか、
と聞かれ気に入った靴を指差した。

自分のサイズを知らないのでまず履いてみることに。

ここで大体の金額を聞くことに。
全く手が届かなかったら交渉の余地がない。

すると40万ルピアと言われた。
およそ5,100円。(この時はそんな計算できないです)

交渉下手な私には秘策があった。

財布代わりにしていたバッグの手前を札入れにしていたのだが、
ここに50,000ルピア札4枚しか入れておかなかったのだ。

靴の試着中に良さそうなサイズが分かって切り出してみる。

「ごめんなさい、今、これしかないの」
バッグから出す計20万ルピア。

驚いて困った顔されたけど「OK」と言ってくれて交渉成立。

結果的に半額になった!ということにまで気が回らず、
なんだかもやもやしたまま店を出る。

そのままアクセサリーやらも他の店で買う。
謎の強迫観念。

交渉が同進んで、
いくら払ったのか覚えてないくらいだった。

事件が起きたのはそのあと。

お財布の中身を全く把握していなかったのだけれど、
残りが少ないのは気がついていた。

ホテル近くの街頭のお店で
サロン(お寺などに入る時、腰に巻く大判の布)が
売られていて、
見るからに安そうだった。

「クタのおばちゃんと言えばこんな顔」(トップ挿絵)
みたいなおばちゃんが2人で捲し立てるようにあれこれ勧めてくる。

全く好みじゃないものを差し出されるので
ついつい、真剣になって選んでしまう。

「これかな?」と言って指差すと、
すぐにさっと引き抜いて私に巻き付け

「カワイイ〜カワイイ〜」
と言う。

サロンと言ってもただのプリントされた布時なので、
コットンのプリント生地なら
日本でもメーター480円くらい。
対して高くもないだろうと「じゃあ、もらおうかな」と言う。

すると
「1枚じゃ高いから2枚!」
と、
今にして思えばよく分かんないこと言われて、
彼の分も選んでみる。

それで値段を聞くと「50万ルピア」と。

暑さとテンパリとでその金額に対してどうのと思う前に、
その金額と自分の所持金とを見比べてみた。

所持金、10万ルピア。

圧倒的に足らん。

ここでやめておけば良かったのにおばちゃんお金を見せてしまったら、
手からお金を引き抜かれた。

「シェンエンでも良いよ〜、ホテルからお金持って来て!」
「ヤシュイ、ヤシュイよ!40万ルピア!40万ルピアにするから!」
「アトデ、モッテキテ!」
「ヤシュイよ!」
「モッテキテ!」

もういらない〜

買うのをやめる〜

と伝えたくても伝えられなくて、
モゴモゴしていると喧噪は不機嫌に止み、
2番目に選んだ方を乱暴に袋に入れられ、渡された。

「アトデ、30マンルピア、モッテキテ!」

こわい。

もう、それしかなかった。

沢山買い込んだ戦利品は、
全て罪の重さのように感じられ、
とぼとぼとホテルに戻る。

千円単位で円を持っていないのも、
ルピアも持っていないのも、本当だ。

なんなんだろう、物価の安い国で、何やってるんだろう。

すっかり意気消沈して部屋に入ると、
同じようにホテルで突っ伏した彼が居た。

先にサーフィンから戻っていたのだ。

「ユウ、大変だ。事件が起きたぞ。」

どうやらサーフィン中に、
強い引き潮に戻されて沖に流されたらしい。

漕いでも漕いでも岸は遠のくばかりで、
やがて本気で死を考え始めた頃、
レスキューのジェットスキーに救われたのだとか。

「今まで日本でレスキューされてるやつとか見て、
カッコワリーと思ってたけど、
まさか自分が助けられるなんて。
レスキュー超かっこ良く見えた」

おどけて話すが覇気のない彼。

「まさかバリでココロが折れると思わなかったよ」

自分の他に落ち込んでいる人が居るとなぜか元気づけられるもので

「私も事件があってココロ折れてたよ」

と、ことのいきさつを話す。

彼から30万ルピア借りてさっきの店にお金を払いに行ったら、
お面でもひっくり返ったみたいに万遍の笑みで迎え、
1つ目に選んだサロンを袋に入れ、
見送ってくれた。



…でもさ、

コットンのプリント生地、
およそ2メートルが2つで40万ルピアは高いんじゃない?

オカダヤで布買っても480円/メーターなら4メートルで1,920円。
端をくるみ縫いする縫製代を物価の違いに当てはめたとしても、
これより高いはず、
ないのでは。。

お金も払えずに悔しい思いをしたのは晴れたけど、
馬鹿正直に支払った自分に、新しいいら立ちが募るのであった。

ちなみに、この日の彼のメモ
この日もハーフウェイでサーフィン。
前日よりサイズアップしててダブルくらい。デカすぎ!
しばらくすると急にカレントがきつくなってアウトに流される。
パドルしても全然進まず、30分の格闘の後レスキューのジェットスキーで救出される。
あやうく死ぬ所でした。心が折れてホテルに帰る。

ちなみ2、40万ルピアは5,100円である。

冴えない日々を午後の感動が巻き返してくれます。
バリ旅行が楽しくなるのは、きっと3日目から。

next-後編 ケチャックダンスとイカン・バカール- へつづく
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この旅行記のINDEXはこちら。
読書[2007BALI] 7泊8日バリ旅行記INDEX

ご注意
このバリ旅行記は2007年7月下旬〜8月上旬に行った記憶を元に執筆しています。
自分の主観と本で読んだこと、現地で聞いたことなどをベースに記載しているので記憶違い、受け取り違いなどある場合があります。鵜呑みにせず「トモダチの土産話」程度に、気楽にお読みください。
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コヤナギ ユウ YU KOYANAGI
KoyanagiYu Yu Koyanagi:Graphic Designer, Illustrator, Editor, Blogger
twitter. @KoyanagiYuinstagram.com/koyanagiyu/
The chief editor for Tokyo Nylon Girls.(http://nylongirls.jp/) The world Chengdu panda ambassador semi-finalist (2012). Special knowledge in Shinto culture.(I have license for Shito knowledge test!) Love coffee and chocolate. (I don't drink alcohol unfortunately)

コヤナギユウ
デザイナー、イラストレーター、エディター。
yours-store代表、東京ナイロンガールズ編集長。77年新潟生まれ。生クリームとマヨネーズが苦手で英語が不自由。コーヒーとチョコレートが好きな、神社検定3級、世界成都パンダ大使セミファイナリストカナダ観光局公認ブロガー観光大使。 >>くわしく
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