Instagram
ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS  
<< June 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
This entry permalink URL : http://yours.jugem.cc/?eid=1846
2007.08.26 Sunday

[2007BALI] 8日目:ラストはお土産購入後、地元民気取りで

このエントリーをはてなブックマークに追加
Koyanagi.com引っ越した
ネイティブ化してる日本人

バリ最後の朝食の後は、
お互いの「やり残し」がないように過ごす。

彼はやっぱり小学校への散歩へ。
私はホテルのスパを受けることになっている。

私は旅先からハガキを出すのが好きだ。
ベタベタの観光客向けのハガキでも良い。
道ばたでもらったダイレクトメールでも良い。

旅の最後に、旅の感想をいっぱい詰め込んで
その空気を日本の友達や家族に送る。
エアメールだから私よりずっと後についちゃうけれど、それも面白い。
何より郵便局へ行って切手を買うのが好きなんだ。
郵便局には日常が流れている。

しかし、毎度そうなんだがハガキを書くのがギリギリになってしまう。
旅程を残した段階だと
他に書きたい出来事が起こるかもしれないから、
まだ書かない、まだ書かないと
先延ばしにしすぎるのだ。

前回のNYの時なんて、
切手は早々に用意しておいたのにハガキが手に入らず、
深夜のドラッグストアーで地図を買い、
ハサミで切ってシールを貼って無理やりハガキにした。

おまけに、無意識に歩くとたっくさんあるくせに、
探しているときに限って見当たらないのが
マックとスタバと郵便ポスト。
結局、出国ロビーの受付をしていたおばさまに投函を託して帰国したりして。
そんなハプニングも面白いんだが。

今回は欲張ってたくさん書いた。
手紙なんてしばらく書いていないから、
久しぶりのトモダチにも書いた。
持ち慣れないペンを長く握って手は痛くなるし、
待つのに飽きてしまった彼は先に部屋に戻るし。
とうとう
「ユウさま〜、スパの時間ですぅ〜」
とダーユさんが迎えに来てしまい、執筆は中止。
どこかカフェなどで書くことにした。

ちなみに、私はダーユさんから「ユウさま〜」と呼ばれていた。
やっぱり「ユウ」と言う名前は覚えやすいのだ。
英語圏では呼ばれたかどうか認識でない不便な名前だと思ったが、
覚えやすいと言う点では「愛ちゃん」や「舞ちゃん」にも負けないだろう。

チョイスしたのは「クレオパトラコース」
スパのコースはものすごく沢山あって
選ぶのが面倒だったので、素直にダーユさんのおすすめに従った。
コースは
オイルマッサージ→ルルール→ヨーグルト・ボディスプラッシュ→フラワーバス
と、一般的なもの。時間にして約2時間。
これでお値段65ドル程なので、うーん、高くはないけど、安くはない。
だけどロケーション料よね。

サービスの内容はウェルビーイングスパの方が好みだったけれど、
最後に出て来たジンジャーティーはとってもおいしくて、
なによりやっぱりロケーションが清々しくて。

開放的なビィラからバナナの葉がざわめく音と、
遠くから聞こえる渓谷の滝壺の音、
時折聞こえる小鳥のさえずり…

サウンドシステムでは再現できないよね。

部屋に戻って彼と合流する。

「小学校行ったらさ、
 独立記念日の行進の練習してて、
 また写真撮って来ちゃったよ」
 
「奥に寺があると思って入ったら人んちでさ、
 じいちゃんが“うちに来い”って手招きするからついてったらさ、
 高校生の孫が居て、拙い英語で娘と喋ってたんだけど
 “なんでうちに来たんだ”って聞かれて答えられなかったよー。
 じいちゃん英語喋れないから体育座りして黙ってるだけだしさ」

普通散歩してて人んちには入らない。
彼の人なつこさ故だろう。さすがだ。

ゆっくりまったりしていたら
チェックアウトの時間超ギリギリに。

というか、
カーチャーターのお迎えの時間を1時間勘違いしていて
気がついたときには既に1時間の遅刻。

「なるはやで」

と言い残し先にロビーへ行ってしまった彼。
カチンと来る。

日本の男性は、
サービスを受ける側でも身内より
外の人を大切にする教育を受けている。
そんなの全然優雅じゃないじゃん!
一番大切なことって何だ…とか考えつつ身支度し、
ボーイさんにお部屋の使用状況をチェックしてもらう。
荷物をお願いしてロビーへ。

客室係とは違い、日本語は話せずカタコトの英語で話す。

バリは楽しかったですか?
日本のどこから来たんですか?

今までは東京のことを聞かれると
「人が多くて忙しくて大変な街だ」
みたいなことばかり話していたが

「でも東京もエキサイティングな大きな街で、
 バリも東京も好きです」

と付け加えた。
私のめちゃくちゃな英語を
イエス、イエスと嬉しそうに聞いてくれた。

ロビーにつくとチェックアウトを済ませた彼と、
今日のガイドさんと、
そしてダーユさんが居た。

彼女のおかげでウブドでの滞在はとても濃厚な時間になった。
少しでも何か、彼女に感謝の気持ちを表せないかと思っていた。

実は日本からスケッチブックを持参していた私。
「南国は暑くて昼間はやることがない」
と聞いていたのでヒマだったら絵でも書こうと思って持って行ったのだが、
全く出番なし。
新しく絵を描くことは出来なかったけれど、
今の気持ちのイメージに一番近いと思われる絵を一枚ちぎり、
彼女に渡した。

絵を手にした彼女の第一声は

「おもしろい〜」

だったけど、それは日本語が拙い故だと思うことにして、
いよいよ、お別れのとき。

「また来るぅ〜(来て)」

と手を振るダーユさんにだいぶ目頭が熱くなりながら、
私も強く手を振った。
車の方向がすっかり帰路を向くと、
ダーユさんは背を向けてカラダをまるくしていた。

たった3日の宿泊の、
客室係と観光客なのに、
こんなに心に残るものが出来るなんて、
そうそうあることじゃないと思う。

ちょっぴりしんみりしながらも、
車は楽しみにしていたウブドのゴア・ガジャへ。

ゴアガジャは1923年にオランダ人によって発見された遺跡。
11世紀に建築されたものと思われている。
ゴアは洞窟、ガジャは象と言う意味。

前日の雨で地面はドロドロ。
今日は最終日ということでしんみりした気持ちもあるけれど、
どうせなら楽しまなくちゃと切り替えて、
ちょっとハイテンション気味に場内へ進む。

現在は使われていない沐浴場には6体の女神像が立っていて、
瓶から豊かな水をたたえている。
ヒンドゥー教の寺院で女性の石像は珍しい。
ちなみに、現在は子どもプール程しか水量のない沐浴場だが、
数年前は女神像の腰あたりまで水位があったらしい。

そもそも、ゴアガジャが発見されるまで素朴な農村だったと言う。
近隣の観光開発で森林が伐採され、
あっという間に水位が下がってしまったのだそうだ。
考えさせられることが多い。

洞窟内はムッとする湿度と薄い空気。
昔のお坊さんが断食などの修行をした小さな横穴が彫られているのだけれど、
現代の成人男性が入るには小さくて、
当時の人々の小柄さが伺える。
決して広くはない洞窟の中にいくつかの横穴と、
ヒンドゥー教の三位一体を表すリンガが3つ。
それとガネーシャが当時の修行僧を見守ったのだろう。

ガネーシャとは、
ヒンドゥー教の中でも最も人気にある破壊と創造の神、シヴァ神の
3人の嫁の中でも一番キレイなパールバティーの垢から作られた「息子」。
パールバティーが自分の沐浴の番人させていたところ、
それを知らないシヴァ神が驚いてガネーシャの首をはねてしまう。
パールバティーが泣きながら許しをこうたところ、
最初に来た動物の頭を付けてあげることになって、
頭は象、カラダは人間の出で立ちになったとか。

私は商売の神さまだと聞いていたけれどガイドさんには学問の神さまだと言われた。
シヴァ神に次いで人気のある神さま。
ヒンドゥー教の神話はどれもユーモアがあって面白い。

ランチはウブド市街にもどりロータスカフェで。

ロータスカフェはその名の通り、
店内に庭があり、蓮が咲き乱れている。

特にウブド店は庭とお寺とがつづいているのでその神々しさは倍増。
多分名もない普通の街のお寺だけど、
シャッターの切りがいがある。

私は写真に夢中になりすぎて、
膝ついて写真を撮った際、良からぬものが付着。
「空港の検疫検査で引っかかるよー」
と言いながら周りの石像になすり付ける。

ご飯はナシチャンプルにしたけれど、
パイナップルを2つに割って器にした
あのメニューが気になったので次は、アレに。
毎日毎日「次来た時のこと」を考えてしまう。

書き掛けのおハガキもここで急いで仕上げた。

ほとんどのガイドさんが、
お願いしている旅程以外にも
お土産物屋さんなどへ行こうと誘いをかけてくる。

おそらく連れて行ってくれたお店で
買物したら彼らにキックバックがあるのだろう。

私はそれは悪いことだとは思わない。
ガイドさんが良い人であれば
お勧めされることに付加価値があると思うし、
どのようなお店にパイプを持っているのかによって、
そのガイドさんの腕の見せ所のようにも思う。

ウブドのアーティスト街を通り抜けながら
「ここら辺は木彫りのアーティストのアトリエが多いです。
お土産品とアーティストの作品の違いは細かさです。
でも日本人は安いものが好きだから…」
というガイドさんの言葉に少し考えるところがあった。

ホテル「ナンディニ」のアメニティーで使われていた、
バリニーズフラワー「チャンパカ」の香りが非常に気に入っていた。
しっとり落ち着くような何とも言えない気持ちのよい香りなのだ。

アロマの習慣がないのでできれば石けんがあ欲しいと相談してみたところ、
マサコソープ工場へ案内してもらった。

これからどこに連れて行かれるんだろうと不安になりそうな程、
細いあぜ道を歩き、ご近所のアヒルやら田んぼやらにご挨拶し、
その先にある。
知らなきゃこんなところ辿り着けない。

マサコソープとはその名の通り、日本人のマサコさんの石けん工場で、
ココナッツオイルをベースにし非加熱の完全ナチュラルソープ。
無駄な添加物を極限までそぎ落とし、
凝固剤を使わず1ヶ月熟成させた、
開発者であるマサコさんが求める「究極石けん」である。

広々としているけれど素朴な工場は1階が作業場、
2階に小さなディスプレイコーナーと成熟を待つ石けんが並べられている。

検索したところ、
飛び込みでは石けんを売ってもらえないこともあるようだ。
ガイドさんと一緒に来ることで得することはやっぱり多い。

日本では伊勢丹などで売られている700円前後の
マサコソープが8,100〜12,200ルピア(約100〜150円)!

品物はホントに上質。
ちなみに、ウブドにあるオシャレな無添加手作りソープショップ
KOU SHOP」の石けんもここで作られている。
ただし、KOUの石けんの購入はKOU SHOPから。

確かな買物に満足しているとガイドさんが
「300個くらい買ったらもっとディスカウントします」
だって。
それって仕入れじゃないか!(笑
でもあの石けんなら胸はって売れるわ。
結局ほとんど配っちゃって自分の手元にクズの詰め合わせしか残ってないから、
もっと買っても良かったな。300個くらい。(笑

お土産を確保したら、
この旅の最終日は臆することなく
思いっきりネイティブにまみれること。

恐怖したバリ腹に恐るることなく、
なるべく、リアルで、ディープな場所を目指し
バリの混沌デンパサールへ。

デンパサールはバリの心臓部であり、生活している人の場所。
観光客向けのよそ行きの顔じゃない、バリを味わうのだ。

ここで役立った本が「1週間バリ

一般的なガイドブックには載っていないような
道ばたのオミヤゲさんの仕入れ先だとか、
ナイトマーケットだとか、
地元の人に人気のお店だとかやたらと詳しい。

ガイドさんに固有名詞で行きたいところを
伝えるとちょっと驚いてもらえる程だ。

まずはお土産物を賢い値段で仕入れるために、
道ばたの露店もそこから仕入れていると言う
雑貨デパート「クンバサリ市場」へ。

しかーしこのマーケット、
なんと2ヶ月前に電飾がショートして大火事に。
今もその爪痕を残しまくり。
再建の目処は立っていないのだろうな。
入っていたお店は路肩に簡易的な小屋を建て商売を続けていた。
大変だな。

いくら地元民の街でも、
私たちのような珍しモノ好きの観光客もたまに来る。

ここにもキックバックを狙って
しつこい客引きをするおばちゃんが居る。

買うつもりがなければきっぱり「いらない」の姿勢を保って
一切の受け答えをしないのが逆に親切だろう。

ここで案内してもらったお土産屋さんは
火の手を逃れたデパート内の3階にある「HAWAII」

店名の通りハワイを名乗ったお土産品が多いのだが、
値段は激安。卸値。
しかも簡単定価表示。
特に木製の食器などは良く出来ていておすすめ。
逆にお土産品の楽器などはクオリティが低く、
値段が安くてもお勧めできない。
衣料品は取り扱いなし。
彼は今まで興味のなかったはずのお香を大量に購入していた。
6束セットでキレイに包装してあって4000ルピアって言ってたかな。

そのあとは隣に繰り広げられている
食料と生活用品の市場「パサールバトゥン市場」

こっちはビルの中に入っているのではなく、
簡易的なテントがザザザーッと並ぶ一般的な市場。

鮮魚から豚肉、野菜や果物といった食料品から、
鍋やフライパン、タッパー、虫除けなどの日用品、
それとお供え物(チャナン)用の
バナナの葉やら花やら香草やらが売っている。

チャナンはそれぞれの神さまに
毎日毎日お供えするもので、その形は様々。

若いバナナの葉で器を作り、
ご飯やビスケットの食べ物をお花などで飾っている。

各家庭で子供の頃から作り方を学び、
だいたいお母さんが毎日まとめて20個くらいつくるそうだが、
最近では「出来合いチャナン」で買って済ます人もいるとか。
作る行程そのものが祈りの一部らしいのだけどね。時代だね。

この辺は中心部なので駐車料金が発生。
だいたいどこも2000ルピア。

ちなみに、衣料品のお土産物が安く欲しければ
「Nanamy2」が定価で安い。
バリニーズシャツが30,000ルピア(370円)前後。
(雑貨のクオリティは微妙)
多分バリの「しまむら」みたいなところ。
お菓子や食料品はスーパーで買うのが良いよ。

日も暮れた頃いよいよナイトマーケットへ潜入。

ナイトマーケットとはその名の通り夜に出現する市場。
衣料食料品から電化製品日用品までいろいろあり、
もちろん夜の空腹を満たすワルンもたくさん出現する。

私たちはデンパサール最大の
ナイトマーケット「クレネンマーケット」へ。

いくつもの隣り合わせの小さな露店が軒を連ね、
そこはまるでラビリンス。

ホテルで聞き慣れたようなバリ民族音楽ではなく、
流行のインドネシアポップスがそこかしこのラジカセから聞こえる。

観光客の私たちがすり抜けると明らかに「冷やかし」に対する
冷ややかな視線を投げ掛けられることもあり、
より一層「お邪魔している」ことを感じた。

ちょっぴり考えさせられていると前方から
「あ!こんなところに日本人の方だ!絶対そうだ!」
と、日本語が。

え?と思って声の主を見ると
現地人と見るに違わぬワイルドな日本人が。

「凄いところに居ますね!ワハハハハハハ!」

と豪快に笑うその姿はもはや
日本人もバリ人も超越しているようにさえ見える。

酔っぱらっているのかインドネシア語と日本語ごちゃ混ぜで
ワルンで何やらオーダーすると、

「ビールはこうやって飲まなくちゃ!」

と、真っ白な氷(つまり生水)の入ったジョッキに
常温のビールをドクドク注いで、豪快に飲んだ。

ナイトマーケットの熱気さえを気押しするその姿に
「日本人」の固定概念が崩れそうになった。
熟練したらああなるのだろうか?

適当に大きなワルンに着席し、
ガイドさんを通してオーダーする。

彼は念願の魚のすり身団子スープ「バクソ」を、
私は野菜炒めとバリコロッケ(多かった…)、
ガイドさんは甘いかに玉をオーダー。

後から私たちの目の前にバリ人の家族が座って来たのだけれど、
小さなコドモには外国人である私たちを目の前にして
ご飯を食べることが怖かったらしく、
お父さんがゴメンねと言うポーズをして遠い席へ移動して行った。

ガイドさん曰く
「こうやってたくさんの人が集まるところは、
火事やテロや良くないことを想像してしまうから、
仕方がないことなんです」
と言っていた。

ちなみに、
健康志向だからワルンでご飯を食べないと
このガイドさんは言っていたのだけれど、
帰って来てから調べたら中国にも負けない食品偽装工作が
バリ(インドネシア)でも増えているらしい。
魚類、麺類他加工食品にホルマリンを使用されたことがあって問題に。
(参考リンク:キャンディーにホルマリン

帰国してすぐに鳥インフルエンザも発覚したし。
(参考リンク:バリ島で初の感染死者 鳥インフルエンザ

バリでは各家庭で鶏を飼っていて大切な収入源になっている。
お祭りがあればさばいて食べるし、
軟骨も細かく砕いたバリの焼き鳥「サテ」は大切な庶民料理だ。
政府では鶏の処理(殺害)を推奨しているが
アフターフォローなしで損するだけと知っているバリ人は
なかなか処分せず、拡大が収まらないそうだ。
鳥インフルエンザは命に関わるかもしれないが、
鶏を処分してしまっては生活に関わる。
難しい問題だ。

満腹のお腹をさすると会計は3人あわせて70,000ルピア。(約870円)
ガイドさんが店員といろいろ交渉してくれたけれど、
日本人は70,000ルピアと言われたらしい。
ちなみに現地の人なら50,000ルピアだって。(約620円)
ガイドさん曰く「私が居なければもっと高かったでしょう」

いいんだけどさ、
言葉も喋れないサービス料だと思えば、
いいんだけどさ。

最後は空港近くのスーパーアユナディへ。
ここのバナナフリッターが絶品だとか。

スーパーで食料品のお土産を買って、
バナナフリッター片手に空港へ。

かき集めた最後のルピアでチャーター代を払う。
私的には今日のガイドさんが一番話しやすかったのだけれど、
名前を失念してしまって。
今度は全員の名前をメモろうと思った。

ちなみにバリでは出生順で名前を付けるらしく、
長男長女はワヤン、次男次女はマデ、三男三女ニョマンだそうだ。
(参考リンク:バリ人と名前とカースト
↑これによると客室係だったダーユさんは僧侶階級なんだね。
ちなみに、バリのお坊さんは他にも仕事をして生活費を稼いでいます。
お坊さんとして稼ぐような欲を持ってはいけないんだそうな。
だからお寺には常にお坊さんはおらず、
用があればお坊さんのアポをとって一緒にお寺へ行くんだって。

話を戻し、いよいよ帰国のため空港内に。

普通はここで旅が終わりになるが、
バリの空港では、もう少し。

空港に入るための手荷物の赤外線検査で、
うっかり一眼レフカメラを落としてしまい、
レンズカバーが割れて意気消沈。

でも、気落ちばかりもしていられない。
バリの免税店ではここでも交渉が必要。

水に「5,000」ルピアと値段が貼ってあるにもかかわらず
「10,000ルピア」と吹っかけられたり(それでも高い!2,000で十分)
バリココア(チョコレート)と並んでスイスのチョコが置いてあったりするので
油断禁物だ。気を抜くな!(笑

テロ対策のため
100ml以上の液体の機内持ち込みが厳禁なことをうっかり忘れ、
手荷物検査で彼のビンタンビールが引っかかってしまった。
「その場で飲む分には良い」
と言われ、歯で栓を抜いてその場で1本飲み干す彼。

東南アジアと言う熱気でむせ返るような国の
さまざま習慣の違いにカルチャーショックを受けたり、
彼との1週間と言う長い密着生活にカルチャーショックを受けたり、
内容の濃い1週間だった。

最初思い描いていたような「南国でまったり」なんて
ロマンティックな日は1日もなかった。

私の誕生日でさえもバリの民家にお邪魔して、
真っ白な氷が入ったエスチャンプルを食べた。

深夜発の早朝着のせいもあり、
帰りの飛行機はあっという間についた。

外に出るとムッとした湿気と熱気とで息がし難い。
バリなんかよりずっと暑苦しいトウキョウの湿度。

別れ際に
「今日の夕方に誕生日プレゼント届くように送ったから!
 ちゃんと受け取れよ!」
と、念を押されて別れた。

旅の疲れと熱気とでヘロヘロになって家に着いた。
部屋は暑くて仕方ないが、懐かしい居心地の良さだ。

一人旅が多い私は誰かと旅行へ行くと考えさせられることが多い。

エル女史が
「旅は楽しい半分、辛いが半分」
と言っていたけどまさにその通り。

苦渋の幅が広がるだけに、
大切な人と旅に出るのは意味あることなのだと思う。
良いことも悪いこともあって、旅はより深みを増すんだ。

特に今回は彼と1週間も一緒に、誕生日をふまえて旅行へ行ったために
いろいろと勝手に追いつめられた気持ちになったことも多々あった。
同じ「当たり前」を共有するのは非常に難しいことだなと思った。
30才の誕生日をアニバーサリーと感じるのは本人だけなのか。
期待しまいと思っても期待してしまうのは仕方がないよね。

ピンポーン
部屋のチャイムが鳴る。

「コヤナギさーん。宅配便ですー。」

荷物を受け取るとキレイに印字された住所とビッグカメラの文字。

旅先での誕生日に何も用意しなかったほど
彼にとって「十分」とウェイトを占めたプレゼントは電化製品?

サインをし荷物を受け取り、
伝票をよく見るとご丁寧に品名が記載してある。

ヘルスメーター

座りながらにして目眩を覚える私。
確かに最近、5キロ太りましたが…
だからこそそれってタブーじゃないのか。。

「お、おやおや?…つかマジで。」

男女の溝の深さに比べれば、
神々が住まう島「バリ島」はきっと、かなり、近い。

【2007年 バリ旅行記終了】

nextオールシーズンズリゾート・レギャン バリ(All Seasons Resort Legian Bali)
back-前日 急きょカーチャーター 山エリア観光 へもどる
この旅行記のINDEXはこちら。
読書[2007BALI] 7泊8日バリ旅行記INDEX

ご注意
このバリ旅行記は2007年7月下旬〜8月上旬に行った記憶を元に執筆しています。
自分の主観と本で読んだこと、現地で聞いたことなどをベースに記載しているので記憶違い、受け取り違いなどある場合があります。鵜呑みにせず「トモダチの土産話」程度に、気楽にお読みください。


ゴアガジャ沐浴場
今は使用されていないゴアガジャの沐浴場。
女神像の胸の辺りまで昔は水位が合ったとか。。

ゴアガジャ 洞窟内
ゴアガジャ洞窟内。奥に見えるのは小さガネーシャ像。写真には写っていないが手前に三位一体のリンガがある。

マサコソープ 熟成中
広い工場内にたくさんの石けんが熟成されている。そこかしこからいいにおい。

カフェロータス 庭
カフェロータス(ウブド店)の庭。この後、私の膝にウンチとおぼしきものが付着する。

デンパサール
デンパサールは広い。マーケットが密集しているあたり。
週末の広場には改造自転車を乗り回すちびっ子ギャングが集う。

2ヶ月前に燃えた クンバサリ市場
火事の爪痕そのままのクンバサリ市場。2ヶ月前に燃えたのに、そのまま。

パサールバトゥン市場
クンバサリの対岸に広がる日用品のパサールバトゥン市場。超ネイティブ。

クレネンマーケット テイクアウトのバビグリン
最大のナイトマーケット「クレネンマーケット」。ここのバビグリン(ブタ丼)は人気みたいで行列ができてた。

クレネンマーケット サテ焼き中
そこら中煙だらけになってたサテ(焼き鳥)屋さん。

クレネンマーケットの果物屋さん
路肩に出店している果物屋さん。

nextオールシーズンズリゾート・レギャン バリ(All Seasons Resort Legian Bali)
back-前日 急きょカーチャーター 山エリア観光 へもどる
この旅行記のINDEXはこちら。
読書[2007BALI] 7泊8日バリ旅行記INDEX
<< 麻布十番祭 | main | オールシーズンズリゾート・レギャン バリ(All Seasons Resort Legian Bali) >>


コメント
コメントする








 

この記事に対するフィードバック





この記事のトラックバックURL
トラックバック


コヤナギ ユウ YU KOYANAGI
KoyanagiYu Yu Koyanagi:Graphic Designer, Illustrator, Editor, Blogger
twitter. @KoyanagiYuinstagram.com/koyanagiyu/
The chief editor for Tokyo Nylon Girls.(http://nylongirls.jp/) The world Chengdu panda ambassador semi-finalist (2012). Special knowledge in Shinto culture.(I have license for Shito knowledge test!) Love coffee and chocolate. (I don't drink alcohol unfortunately)

コヤナギユウ
デザイナー、イラストレーター、エディター。
yours-store代表、東京ナイロンガールズ編集長。77年新潟生まれ。生クリームとマヨネーズが苦手で英語が不自由。コーヒーとチョコレートが好きな、神社検定3級、世界成都パンダ大使セミファイナリストカナダ観光局公認ブロガー観光大使。 >>くわしく
オススメのレポート記事


奄美大島・加計呂麻島 女もつらいわ

沖縄・離島 青が特別な色になる旅

カナダ・イエローナイフへ行く理由

カナダ・ホワイトホース&ドーソンシティでオーロラハント

桜前線を追いかけいて、石巻で桜を見よう

出雲縁結び旅

女ひとり草津温泉ぶらり旅

参加できる田舎暮らし、こうげまち

水と土の芸術祭2012

世界パンダ大使への道

Love letter from 赤毛のアン
株式会社 yours-store(ユアーズストア)会社概要
株式会社 yours-store(ユアーズストア)会社概要