Instagram
ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS  
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
This entry permalink URL : https://yours.jugem.cc/?eid=
2016.04.09 Saturday

スポンサーサイト

Koyanagi.com引っ越した

一定期間更新がないため広告を表示しています

This entry permalink URL : https://yours.jugem.cc/?eid=3809
2012.09.18 Tuesday

【みずつちレポVol.20】あとがき「ダイジェストムービー公開! やりきったよ、万歳!」

このエントリーをはてなブックマークに追加
Koyanagi.com引っ越した




誰にも頼まれてないのに、一体いつまで書くんですか?って、私も思ってました。

でも挑戦してたんです。

出来る限り早く、出来る限り正確に、出来る限り面白くレポートを書く、ということを。
それは、ダイジェストムービーまでひっくるめて、全部! だったんです。

だから、終わって良かった!
これがコヤナギユウ的「水と土の芸術祭2012」完全レポート、最終回だよ。

映像のBGMはマイア・ヒラサワの「ロング・アゴー」

初めて、映像編集のBGMに面識のないアーティストさんの楽曲(しかもきっとメジャー)を使ったので、YouTubeになんて言われるかハラハラしつつUP。
だって、ホントに「水と土の芸術祭」をめぐっている間、ずっとこの曲が頭から離れなかったんだもの!
 
〈あとがき〉

「ふるさとは遠きにありて思うもの」
そんな言葉が帰省後、東京に向かう新幹線の中でいつも浮かんでいました。

あるときから、帰省は「実家で休む」ことから「新潟で遊ぶ」ことになるようになりました。

いろいろな資料館、古民家に豪商の館へ遊びに行くようになり、新潟の歴史に触れる度、面白い土地だなぁと再認識しました。
その半面、ではなぜ戻らないのか、東京暮らしのままなのか、も考えざるを得ません。

そして、先の言葉を思い浮かべ、私は思考を止めてしまいます。


今回の「水と土の芸術祭」を知ったのはFacebookで流れて来た、西野達さんの作品住人募集のページでした。
原稿を書く仕事場を探してリンクを辿ると、そこは私の故郷、新潟だったんです。

仕事と新潟。
新潟と芸術。

新潟県にはすでに大きな芸術祭「妻有大地の芸術祭」があります。

その二番煎じのようなことを、新潟市が?
しかも2回目? 全然知らなかった。

新潟で過ごしていた十代の頃、新潟には東京の模造品だらけでした。
ラフォーレ原宿新潟、東京文理新潟高校、青山に自由が丘……渋谷や新宿がないのが不自然なくらい!

十代だったから、刺激的なものに目が行きがちで、そういう都会的っぽいものばかり目についたのかもしれません。
だけどいつもここではない東京を、求めていました。
模造品ではない本物は、新潟にはないと思うようになりました。

新潟には新潟の良いところがある。

それが実感として分るようになったのは、新潟を観光するほど、東京の暮らしに慣れてからです。
新潟にある東京の模造品が目に留まらなくなって、初めて、新潟らしさをみることができるようになった気がします。

そういう意味でも、「水と土の芸術祭」はとっても新潟らしい、楽しい催し物だと思います。
新潟の魅力は繁華街だけにはありません。都市はどこも平均化されてしまいます。
その、魅力的だけれど行き難い新潟の隅々に、「水と土の芸術祭」は誘ってくれます。

作品に触れるために、新潟の面白さを確認できます。

まだまだ成長段階の、未熟なイベント運営かもしれません。
だってまだ、2回目ですから。

西野達さんの作品に滞在できて、本当に良かったと思っています。
小須戸に滞在していたことで、作家さんとお会いすることができ、ボランティアでお手伝いする中学生や、街の方たちと触れ合うことができて、このイベントを作っている1つ1つの手が、顔が見えるような気がしました。

だから、微力でも、私に出来ることがあるはずだって思いに至って、このレポートを書き始めました。

確かに、これは実験でもあります。
リアルタイムレポートはどうしても写真に頼りがちになって、文面がおざなりになります。
写真ばかりのレポートは読みやすいですが、印象には残らず、人の心にはなかなか届きません。

レポートを読むことで、本当に行った気分になるような文章を書きたかった。
レポートを読むことで、実際にいく人も楽しさが増幅するような文章が書きたかった。

なるべく正確に、なるべく早く。

どっちも譲らないで、どのくらい疲弊し、どのくらい時間がかかるか試したかったです。

結果として、1週間のレポートを書き上げるまでに、キッチリ1ヶ月かかりました。
なるほどね。

何より書き上げられたこと、やりきれたことが本当に感動です。
妥協せず、やりきることができました。

ここまで読んでくださった方もおつかれさまでした。

また、いつか、ステキな所のステキなレポートを、全力で書きたいと思います。


2012年9月18日 コヤナギユウ

PS
今回は新潟、そして家族を意識する旅になりました。母と、兄と、亡き父に。ありがとう。








もくじ&コース
【みずつちレポVol.00】「大地の芸術祭」だけじゃない! 新潟市のアートイベント「水と土の芸術祭」に行ってきた!

1日目(8月20日Mon):メイン会場と万代島近辺
【みずつちレポVol.01】1日目:メイン会場・旧水産会館1F『いきなりお土産屋さんに入って高まった』  01 
【みずつちレポVol.02】1日目:メイン会場・旧水産会館2F『アートってナンダ? 「ヤバイ」以外の言葉が浮かばない』  10 /  11 /  16 /  17 
【みずつちレポVol.03】1日目:メイン会場・大かまぼこ『自然の力と創造。重油に映る風景と新潟の空』  04 /  05 
【みずつちレポVol.04】1日目:メイン会場・みずつちカフェとシェアキッチン『腹が減ったら新潟オシャレ飯! 料金は美人料込み!?』
【みずつちレポVol.05】1日目:メイン会場・面白半分制作所『例えるなら、DIYジブリ美術館1/10スケール! 目指せ頂の鬼太郎ハウス』  03 
【みずつちレポVol.06】1日目:新潟島エリア信濃川近辺『1日目、やっと終了。もっと欲しいよ、スタンプラリー!』  23 /  24 /  25 /  26 

2日目(8月21日The):めちゃくちゃ歩いて西海岸〜古町近辺
【みずつちレポVol.07】2日目:西海岸近辺日和山浜エリア『強すぎる太陽と、南国みたいな日本海』  31 /  33 /  34 
【みずつちレポVol.08】2日目:西大畑エリア『新潟出身の文豪と、新潟三大財閥の別邸にノックアウト』  28 /  29 /  30 
【みずつちレポVol.09】2日目:旧齋藤家別邸『新潟が受け継いだ𣜿葉の館』
【みずつちレポVol.10】2日目:古町エリア『老舗のモナカアイスとオギノ式』  27 

3日目(8月22日Wed):休館日知らなかったよ、西蒲エリア
【みずつちレポVol.11】3日目:上堰潟・角田浜『汗疹は海で治せ、天気は佐渡島で読むべし』  43 /  49 
【みずつちレポVol.12】3日目:角田浜・五々浜・やすらぎ堤『お気に入りの風景とB級グルメ。駆け込み鑑賞』  22 /  39 /  40 /  44 

4日目(8月23日Thu):リベンジ、西蒲エリア!
【みずつちレポVol.13】4日目:角田山・五々浜『海と時代と人を渡る。おなじもの、ちがうこと』  42 /  44 /  45 
【みずつちレポVol.14】4日目:福井・岩室温泉『2日後のパーティと根底。鑑賞の心得は“時間との戦い”』  P2 /  46 /  47 /  48 

5日目(8月24日Fri):今日から私が展示物! 丸見え生活1日目
【みずつちレポVol.15】5日目:小須戸『天井のない我が家。生ダダ漏れ母子。』  54 

6日目(8月25日Sat):兄が友達が来た&喧嘩灯籠祭!丸見え生活2日目
【みずつちレポVol.16】6日目:小須戸『小須戸町屋と全長367kmの信濃川。天井がない我が家』  53 /  54
【みずつちレポVol.17】6日目:小須戸『“海賊旗”を守れ! 兄妹で桜組加入の喧嘩燈籠祭』  54

7日目(8月26日Sun):展示物生活最終日。一家団欒とすいか
【みずつちレポVol.18】7日目最終日:小須戸『暇は無味無臭の劇薬』  54

事前&後日
【みずつちレポVol.19】新潟、水と土の芸術祭。8月24日(金)〜26日(日)の間「知らないのはお前だけ」になります。
【みずつちレポVol.20】あとがき「ダイジェストムービー公開! やりきったよ、万歳!」



今までの旅行記:
[2011.07]Love letter from カナダ 2011年「赤毛のアン」の舞台プリンス・エドワード島→トロント一週間!
読書[2007BALI] 7泊8日バリ旅行記INDEX 2007年ハプニング多めのカップル旅
06.09.06 NYC #1 i living flight! 2006年女2人でNYニューヨーカー気取り5泊6日の旅
北海道 富良野/美瑛#1 のびのび旅 2006年彼と初めての北海道・旭川・富良野2泊3日旅
[2003] 札幌ぶらりひとり旅日誌 2003年雪祭りでイラストが氷像になった見物
未完1999NY日記 1999年イラストレーター修行?の3ヶ月間無謀旅
VIVA!新潟 帰省と言う名の新潟観光紹介
その他→カテゴリ Trip&journey-旅とか散歩とか

<< 三軒茶屋の老舗かき氷屋さん 「氷 石ばし」 | main | 2012年09月17日のつぶやき >>


This entry permalink URL : https://yours.jugem.cc/?eid=
2016.04.09 Saturday

スポンサーサイト

このエントリーをはてなブックマークに追加
Koyanagi.com引っ越した
コメント
コメントする








 

この記事に対するフィードバック







コヤナギ ユウ YU KOYANAGI
KoyanagiYu Yu Koyanagi:Graphic Designer, Illustrator, Editor, Blogger
twitter. @KoyanagiYuinstagram.com/koyanagiyu/
The chief editor for Tokyo Nylon Girls.(http://nylongirls.jp/) The world Chengdu panda ambassador semi-finalist (2012). Special knowledge in Shinto culture.(I have license for Shito knowledge test!) Love coffee and chocolate. (I don't drink alcohol unfortunately)

コヤナギユウ
デザイナー、イラストレーター、エディター。
yours-store代表、東京ナイロンガールズ編集長。77年新潟生まれ。生クリームとマヨネーズが苦手で英語が不自由。コーヒーとチョコレートが好きな、神社検定3級、世界成都パンダ大使セミファイナリストカナダ観光局公認ブロガー観光大使。 >>くわしく
オススメのレポート記事


奄美大島・加計呂麻島 女もつらいわ

沖縄・離島 青が特別な色になる旅

カナダ・イエローナイフへ行く理由

カナダ・ホワイトホース&ドーソンシティでオーロラハント

桜前線を追いかけいて、石巻で桜を見よう

出雲縁結び旅

女ひとり草津温泉ぶらり旅

参加できる田舎暮らし、こうげまち

水と土の芸術祭2012

世界パンダ大使への道

Love letter from 赤毛のアン
株式会社 yours-store(ユアーズストア)会社概要
株式会社 yours-store(ユアーズストア)会社概要

PR