This entry permalink URL : https://yours.jugem.cc/?eid=4120
2015.02.02 Monday
Tweet2015.02.02 Monday
青森・弘前大学でのコヤナギ講演動画&スライド公開!【君の未来を考えるイベント。ミチシルベ】
2014年11月21日。
青森県弘前市の大学生有志の団体「hiromaru」による、未来を知るイベント「ミチシルベ。」に呼んでいただきました。
学生時代にはまだ見えない、いろいろな選択肢の未来を伝える人として登壇させていただきました。
といっても、市の予算をうまく利用してイベントが行えるくらい優秀な学生ですから、わたしから教えるようなことはなにひとつなく、逆にエネルギッシュ&フレッシュな学生パワーに憧れて「エアーバンド組みたい(楽器できない)」とか言いはじめる始末。
バンド名は思いっきり学生に媚びてみました。
その時の動画が公開されたので、恥ずかしすぎて喉がカラカラになりますが、動画に収めていただくことも稀なので、良かったら30分お付き合いください。
スライドも全ページ公開しています。
Photo by 宮川 克己さん
「この雑誌作ってる人になればいいんじゃん!って思ったんです」もー、舞い上がっちゃっててお恥ずかしいですけど。
〈スライド全ページ〉
〈事前打ち合わせや講演写真、ワークショップなど〉
Photo by 宮川 克己さん
冒頭にも書いたように、わたしは何者でもないし、何も成し遂げられていないので、講義するようなことは何もないです。
ただ、わたしは下手ばかりこいていろいろ大変だけど、でも全く後悔していません。
そんな七転八倒の生きざまをネタに、少しでも笑ってもらえたら良いなと思って、トークライブスタイルでお話させてもらっています。
初めて訪れた弘前は、人も暖かくて食べ物もおいしくて、町並みは独特だし、食べ物がおいしい。(大事なことなので二度言った)
東京に戻り、コンビニへ入ったら、誰も訛っていなくてさみしかった。
あの訛りが恋しいなぁ。
私の思い出フォルダをひっくりかえして、心を弘前に飛ばしてみる。
〈青森・弘前のちょっといいとこ見てみたい〉
到着して最初に連れて行ってもらったランチの絶品ピザ。
弘前は田舎によくある「素材力に頼り過ぎて外食が残念」という定説は通用しない。
レストランも喫茶店もバーも、すべてが高レベルで美味い。
青森の人は山を愛してる。
自分の家から見える「岩木山」がいちばん美しいと思っている。
山を愛するなんて、登山家でもないのに?と思ったけれど、対面すると、ホントだ、恋した。
りんご公園連れてきてもらった。
いろいろな品種のリンゴを見ることができる。
銅像の少女は、なかなか本気でリンゴを持っていた。
りんご公園となりにある、「弘前シードル工房kimori」の高橋さんとの出会いは鮮烈だった。
そしてりんごの木や剪定に関する話が奥深すぎて唸り続けた。
リンゴの話をする高橋さんがとにかく嬉しそう。
弘前の町は夜が面白い。
繁華街のビルが連なり、屋内で移動出来るようになっているんだけど、1階や2階の概念がバラバラでなぞの階段や扉がある。
また、はしご酒文化があり、去年やっと下戸を卒業したわたしは初めてはしご酒した。
結構酔ったので写真は一切残していないけれど、お酒飲めるようになって良かったなーってつくづく思った、いい夜だった。
翌日のランチに食べた煮干しラーメン。
青森は出汁とえば煮干しらしいんだけど、この煮干しラーメンはドロッと濃厚で煮干しをすりつぶしたジョリジョリとした舌触りが楽しい。やばい、腹が減る。
弘前市の中心部にある奈良美智さんの犬。けっこうでっかい。
翌日、青森出身の友達とすっごく久しぶりに会えた。
インターネットで出会って、当時はメールと手紙でやりとりしてて、彼女が上京してきて遊んで、疎遠になって。
出会った頃しこしこと書いていた手紙の宛先に、自分が来れる日が来るなんて思わなかった。
そして時間のブランクを一切感じさせない我々。
喫茶店でモーニング。もちろんアップルパイを食した。
岩木山神社へ。
鳥居の奥に鎮座する岩木山の神々しさたるや。
大銀杏を見に行った。
いくらなんでも大きすぎて、意味が分からなかった。
連休だったからかビジネスホテルが全然とれなくて、ある意味仕方なく泊まったホテル。
でもとってもステキだった。
夜はこのホールで津軽三味線の実演があって、太鼓で参加してみたり。
なかなかの観客の前で叩きました。
いただいた「蜜リンゴ」を切ってみた。
翌朝、「わさお」で有名な店へいってみたけれど、わさおはおらず、猫が代理を勤めていた。
太宰治の足跡を追って五所川原へ。
といっても、実は太宰のこと全然知らなくて、ほかに行くところがなかったから。
まだオープンしたばかり、太宰の実家にあった離れの洋館へ行く。
疎開中、太宰一家が暮らし、ひとときの安らぎを得た場所だそうだ。
館長さんのお話が面白くて、太宰治を読もうという気になった。
太宰が座って執筆していたその席に座って、机に目を落としてみる。
ちゃぶ台みたいだけど、津軽塗だ。お高い。
太宰治の家は、町で4番目に金持ちだったそうだ。
町いちばんじゃなく、「4番目」って言ったって……かなり凄い。
新潟の「豪農の館」なんて比べ物にならないスケールだった。
当時、こんなに大きな建物、建てられたんだなぁ。
暖房はどうしていたんだろう、なんて思わずにはいられなかった。
ラーメンばっかり。B級グルメの味噌カレー牛乳ラーメン。
意外と調和がとれた美味しさ。
帰り際に青森美術館へ。
犬が想像以上にびっくりしたワン。
撮ったと思ってた写真がけっこう撮れてなくて、弘前の魅力全然伝えきれてない。
だから、また、行かなきゃ。
Photo by 宮川 克己さん
宮脇さん、長谷川さん、ご一緒出来て楽しかったです。
エアバンドの名前は、本当は「SEKAINO HAJIMARI」だったけど、ヒロサキを始めてみました。
また、山尾さんもいろいろご尽力いただき、ありがとうござました。
弘前ではたくさんの出会いがあって、本当に楽しかったです。
そして美味しかった。(3度目)
・君の未来を考えるイベント。ミチシルベ|Facebookページ
↓わたし以外の講演動画も見れるよ
・ミチシルベ。|hiromaru
・ヒロマルのミチシルベ=3|陸奥新報
弘前市の公募型補助金制度「市民参加型まちづくり1%システム」を活用した(中略)弘前大学の学生チーム「Hiromaru(ヒロマル)」の事例を紹介したい。(引用)
<< 【諸鈍】雨上がりのデイゴ並木と諸鈍長浜の夕暮れシアター【奄美大島・加計呂麻島 女もつらいわ 04】 | main | 講演スライド全公開「女社長漂流記 〜千尋について知っておきたい10のこと〜」 >>
- コメント
- こちらこそ貴重な機会をいただきまして感動ですよ。
弘前の桜、見たいですね〜! -
- コヤナギユウ
- 2015.02.04 Wednesday 20:44
- なんか感動!
ありがとうございました!
そして春遊びに来てくださいねww -
- miyakawa
- 2015.02.03 Tuesday 00:37
- コメントする
この記事に対するフィードバック
| / pages |
- コヤナギ ユウ YU KOYANAGI
-
Yu Koyanagi:Graphic Designer, Illustrator, Editor, Blogger
twitter. @KoyanagiYu・instagram.com/koyanagiyu/
The chief editor for Tokyo Nylon Girls.(http://nylongirls.jp/) The world Chengdu panda ambassador semi-finalist (2012). Special knowledge in Shinto culture.(I have license for Shito knowledge test!) Love coffee and chocolate. (I don't drink alcohol unfortunately)
コヤナギユウ
デザイナー、イラストレーター、エディター。
yours-store代表、東京ナイロンガールズ編集長。77年新潟生まれ。生クリームとマヨネーズが苦手で英語が不自由。コーヒーとチョコレートが好きな、神社検定3級、世界成都パンダ大使セミファイナリスト、カナダ観光局公認ブロガー観光大使。 >>くわしく - @KoyanagiYuさんのツイート