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2016.04.09 Saturday

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Koyanagi.com引っ越した

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2009.08.06 Thursday

スカッとする 女の子の嘘と本音マガジン『東京ナイロンガールズ』

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Koyanagi.com引っ越した
東京ナイロンガールズ

例のスゲー人がまた、スゲーこと始めました。

スカッとする 女の子の嘘と本音マガジン
『東京ナイロンガールズ -TOKYO NYLON GIRLS』


そのタイトルだけでも相当気になるのだけれど、「ABOUT」の
ページを見て震えました。
女性向けのメディアを読んで、イラッとくることが多い。」そんな会話から、この企画がはじまりました。
つくられた属性、嘘っぽい写真、何かに媚びたような記事・・・
今では個人運営のブログですら、広告に支配され、嘘っぽいものに感じられます。
女の子同士のリアルな会話と、メディア上にある女の子のことばに、大きな違和感があるのです。

「無理せず、飾らず、媚びることなく、女の子であることをもっとシンプルに楽しみたい!」
そんな想いから「東京ナイロンガールズ」は生まれました。(「ABOUT /背景」より
……わかる!
女性向けとくくられているのに、女性であるはずの自分は「枠外」と感じるような……
特に私は婦人科の病院とか行くと良く思う。
小花柄を散らしたベビーピンクの壁紙に囲まれると、
腹の底の魔人が立ち上がって破壊行動を行いそうになる。

今までも「女性向け」の類いはセグメントが難しいと言われていて、
それでいて女性は「自分にピッタリ」を求め続ける。
だからメディアでは絶対数が多い/わかり易いものに傾き、
ギャルだ、肉食だ、森ガールだと囃し立てて行くのだけど、
「東京ナイロンガール」はそんな祭騒ぎの中、
ポツンと置いてかれた「リアル女子」にクローズアップしている。

JJも、小悪魔Aagehaも、SPRINGも、INREDも……
イマイチ「自分の」じゃないと感じている女子は、
東京ナイロンガールズ」かもしれません。

コラム陣も個性的。
デザイナーの私としては、フォトショップのTipsを詳細に紹介する
まめこさんの「メタモル補正」に度肝抜かれました。しかもKissて!

この企画をまとめあげるトミモトさん、やっぱ、スゲー。

明日リリースパーティーが渋谷であるので、私も顔出しに行きます。
(この日はパーティーのハシゴします。めずらしく)


うーん、うちのcomplex gala.も2年目に突入。
早くリニューアルしなくっちゃ!
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2009.03.05 Thursday

さいごのおとこ/Liliy

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評価:
LiLy
講談社
¥ 1,100
(2008-11-08)
コメント:「日本のキャリー」と称したいLilyによる、アラサー恋愛エッセイ。ただの波瀾万丈な恋愛劇に終わらない、考察と結論は悔しささえ覚える。

10年ぶりに再会した三谷晶子さん(三谷さんの本のレビューはこちら)と
ちょこちょこお話しさせていただいている。
先日も現在の製作業における「風上」的な人々の
参加する飲み会に呼んでいただいた。(多謝!)

私と三谷さんは対局だ、という話をしていた。
三谷さんは突き抜けている。
「普通」と違うことをよく分かっていて、それでいてそれでよし、と腹がくくれている。
だからお話ししていて気持ちがよい。
私の場合も腹はくくれているつもりだが、「普通」である。
普通のことで悩んでつまずいて考える。
(それを考察としてまとめることで腹をくくっている)
根がド真面目だよね、と。

そんなお話で出てきたのがこの本、Liliyさんの「さいごのおとこ」
「彼女の本も重いけど、真面目だよ」

地方の主婦に飛ぶように売れていると言う、
恋愛狩猟系女子のファッション紙「GLAMOROUS(グラマラス)」にて
連載されているLiliyさんの恋愛エッセイだ。

いつもはこの手の恋愛エッセイはスルーするのだが、
三谷さんとの会話以外でもなにかと
話題に上がるので「後学のために」とばかりに理由をつけて読んでみた。

恋愛エッセイということで読みやすく、文体に「(笑)」「(怒)」など出てきて、
友達のメールを読んでいるような感覚で読み進められる。
様々な恋のお題に対して、友達の恋愛体験や取材を元に進められていく内容は、
SEX and THE CITYにて主人公キャリーが書いているエッセイそのものと言える。
疑問符と、その答え。
これがなかなか奥深い。腑に落ちる。

アラフォーブームによってオンナの賞味期限は延び、
「旬なお年頃」なのに、目ばかり肥えて「上から目線」が
標準装備になる一番モテないアラサー。

ガールズトークが盛り上がる理由、
恋人がファンデーションなら、下地のように強い影響力を持つ親の存在、
別れを告げずにフェードアウトする男の本音、
「ハニー」から「てめー」へ、鬼嫁を作る男、
解り合いたいと話そうとするオンナから逃げる男……

とくに、最後の章とあとがきへの流れはヤバい。
過去とオーバーラップして私も泣いてしまった。

著者も自称する「恋愛至上主義」にて語られる男女の感覚のズレや、
それに対する考察は、割と的を得ているんじゃないかと思う。

恋愛至上主義者の恋は重いが、その理由は「生真面目さ」にあるようだ。
ぜひ、男性には理解して欲しいが、読んでいただきたくない。(笑

私の場合は切羽詰まった結婚願望がほとんどないせいか、
恋愛至上主義者ではないのだが、
分る、分る、と共感を覚えるところはたくさんあった。
本を閉じたあと、一番感じたところは考察者として「悔しい」という思いだ。
それはしっかりとした「おもしろさ」を確認したからに違いない。

恋愛機能がONになってから20年ほど経った私達。
あの時の「体験」と「謎」と、その「1つの答え」がここにある。
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2009.02.13 Friday

「ろくでなし6TEEN (shogakukan paperbacks)」三谷晶子

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評価:
三谷 晶子
小学館
¥ 1,260
(2008-11)
コメント:人間と人間を繋ぐ建設的な感情を表す言葉で「愛情」と「友情」以外を知らない。この小説の中で表現される「情」はそのどちらでもないより強固な「情」である。

舞台は渋谷・新宿にアクセスの良い定時制の「バカ高校」
他人との交流を嫌う主人公「圭」と、
衝撃的なほど美しい「香織」との入学から1年を描いている。

冷酷なほど冷静で、目の前で起きている物事を分析していく圭の視点から、
描かれていくその日常はまるで静止画のように、残酷なほど、その輪郭をなぞる。
「バカ高校」で起こる日常はとてもドラマティックで非日常化しているはずなのに、
あくまでもそこに乗らず、反らず、淡々と眺めていく感覚が面白い。

そんな圭になぜか近づいていく香織。
内側から発光しているかのように白い肌。
目のギリギリ上で切り揃えられた完璧な前髪。
血の色のように赤い唇。
私は終始「栗山千明」を思い描きながら読み進めていた。

日常生活を「舞台」として求められるままに演じていく香織と
それを間近な「観客」と割り切って楽しむ圭。

この小説の中には高校時代特有の「孤高感」が描かれていながら、
圭の視点から描かれる冷静な分析に頭を冷やされる。
没頭している様で、そんなこと、全然ない。

圭と香織の関係もとても特異だ。

私は、人間と人間の気持ちをつなぐ建設的な表現を二語しか知らない。
それは「友情」と「愛情」

けれどこの小説の中に描かれた関係性はそのどちらでもなく、
どちらの側面も持っている不思議な関係性だ。

ともするとケータイ小説にでもありがちなシュチュエーションであるにも関わらず、
湿度も感じさせるような「生」っぽい描写力に引き込まれる。
「小学館ペーパーバックス」とあるが、
ソフトカバーの折り返しがそのままむき出しになっている装丁や、
カバー写真を伝説の写真雑誌「アウフォト」編集長であり、
エロカワ写真の巨匠米原康正、
スタイリングをJR MARQUES、
モデルをDORA・みずなれいと
超カルチャーに食い込んだ面子も「生」感を立たせている。

ちなみに、著者の三谷晶子さんが昨日の「ちょっとした集まり」で
再会した「今は作家になられていた」方です。
この作品が処女作らしいのですが、青臭さなどどこにもありません!
懐の広さ、考察力の鋭さに恐ろしささえ覚えました。(笑
「かっこいいオンナ」です。
ブログも面白い。

三谷晶子の日々軽卒。

JUGEMテーマ:読書
ランキングに登録してみたよ
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2009.02.12 Thursday

本が売れていないからこそ、今、本屋が面白い。

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酒を飲まない。
人ごみがキライ。
貧乏舌なので美食を追求することはない。
アホみたいに遊びほうけるのはもう卒業した。
流行を追いかけるようなファッションも卒業した。

…となると、必然的に私の楽しみは「文化活動」に限られる。

読書したり、映画見たり。
映画館へ行くのはたまに。
最先端の流行を追う必要性がないので、
映画館で見たいと思うようなエンターテインメント作品でなければ、
余裕でレンタルビデオのリリースを待てる。
(もっと言うと準新作になるまで待てる)
しかし古本は余り買わない。
出版業界に片足つっこんでいたので、良い本を書く人には少しでも部数で貢献したいと思う。
1冊売れたところで、金銭的にはホントに微々たる貢献にしかならないけど。
「書店で動く」というのが出版には一番大切なことだ。

そんなわけで、娯楽として、仕事として。
割と本を読み映画を見ている方だ。
そんなにとっても多くないけれど、
映画は月に8本は見るし、書籍・文庫は4冊、雑誌は5冊くらいチェックしてる。

最近は自費出版を始めたせいもあり、書店の棚の動向をよく伺う。
相変わらずよく売れている(=動いている)本は著名人のエッセイ・自伝や
文字数もたいしてないような「軽い本」だ。
すぐ読み終える、ということが利点になっているものが主流だ。

けれど、その中でも、「表面をサラッとなでたような本はもういい」と
言っている本も最近よく見受けられるようになった。
流行があればそのアンチテーゼは必ずあるし、何より流行は廃る。
すでに「軽い本」の飽和期が訪れていて、
今まで書店を動かしていた「軽い本」ユーザーが離れていて、
だから今、「近年まれに見る出版不況」が起きているんじゃないかとふと思った。

では「重い本」ブームが必ず来るか、というと今はまだ分らない。
ただ、本との出会いをインターネットで行うのにはやっぱり限界がある、
ということを新しいユーザーはそれぞれ感じ取らなくちゃ行けない気がする。
最近本屋がつまらない、と感じている人も多いので、
本屋への回帰なんて退化のような気がするが。

出版不況でも面白い本は確実にある。
いや、不況だからこそ、あるのかもしれない。

「うまく行っているときに変化を好まず、
うまく行かなくなったときに変化を求めるのが企業だ」
と大先輩の某アパレルプロデューサーが仰っていた。

ただどんなに面白い本でも部数が伸びなければ
「数が多いことが評価に繋がる」インターネットでは出会うことができない。
インターネットで出会える本は、評価が集まる「軽い本」なのだ。

自分にフィットした「重い本」に出会うためには、
やはりいくつかの書店の新刊をチェックするより他に術はない。

面白い本が埋もれるのは悲しい。
面白いことを表現する人が埋もれてしまうことは悲しい。

そのために、微々たる力でも、私に出来ることは何だろう、と考えた。

それは、オフラインで出会った本なり映画なりを少しでも、
紹介していくことではないだろうか。
書店というリアルな出会いの場の可能性を面白がることを伝えること。
そのために、出会った作品を紹介していくこと。

だから、これからは読んだ本、見た映画をちゃんと記録していこうと思う。
…という決意表明。頑張れ、私。

情報ソースが同じなので、度々complex gala. のレビューとかぶるかもしれないけれど、
なるべく別角度から感想を書いていくことで、
オフラインでの出会いの面白さを、オンラインで伝えられたら…と思う。

本が売れていないからこそ、今、本屋が面白い。

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2009.02.11 Wednesday

「勝手にじゃらん」みうらじゅん、安齋肇 責任編集

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Koyanagi.com引っ越した
勝手にじゃらん「勝手にじゃらん」
著者     みうらじゅん 安齋肇 責任編集
出版社名 リクルート (ISBN:978-4-86207-219-1)
発行年月  2009年02月
価格     500円(税込)
※セブンイレブン限定発売

合い言葉は「そこがいいんじゃない!

深夜番組、各雑誌連載などでDVD化ではおなじみの「勝手に観光協会」がムックに!
ページ数は少なめの「お風呂の中で読み切りサイズ」と名付けたい。

10年間、「マイブーム」「ゆるきゃら」など独自の観点からその趣味趣向を面白がる天才みうらじゅんと、手がけるイラストはすべてゆるいイラストレータ兼ソラミミストの安斎肇が、「ただの旅行」としてちょっぴり寂れた観光スポットを面白がり、ご当地キャラ、ご当地ポスター、ご当時ソングを勝手に作成(しかもソングは旅館録音=リョクロク)し、誰にも頼まれてないのに観光大使を務めている。いつしかそれを「勝手に観光協会」として活動。
その月日は気がつけば10年が経ち、誰にも知られることなく47都道府県全国制覇していた。

冒頭の通り、DVD化、ご当地ソングのCD化は行っていたのだが、
今回はリクルートとダックを組んで遂に誌面化!しかも、セブンイレブン限定。

これがまた…ゆるい、ゆるすぎる!「読むところ」なんか全然ない。(笑
半身浴しながらコーラ片手に眺めることしばし。
動きも喋りもしない「本」片手に気がつけば爆笑してしまった。

ページ構成はほぼ見開き。
インパクトある独特の写真が大きく展開され、
そこへみうら氏によるものと思われる、良い変化球のコピーがドン。
このセットがたまんない。
龍馬記念館の蝋人形で、
乙女が幼少期の龍馬に泳ぎ方を教えているという展示写真に
「それにしたって、このプレイ。」
とか。

頭真っ白にして笑いたければ、急いでセブンイレブンに走るべし。
(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・愛知・大阪の約6,500店のセブンイレブンにて発売、と書いてあるからそれ以外の人はオンラインで購入だ)

ちなみに、この本、実用性は全くありません…が、
そこがいいんじゃない!

みうらじゅん&安齋肇の勝手に観光協会

余談ですが2年前に生安斎さんを見たら、
めちゃくちゃカッコ良くてビビりました。…ロン毛だからかな……


コヤナギ ユウ YU KOYANAGI
KoyanagiYu Yu Koyanagi:Graphic Designer, Illustrator, Editor, Blogger
twitter. @KoyanagiYuinstagram.com/koyanagiyu/
The chief editor for Tokyo Nylon Girls.(http://nylongirls.jp/) The world Chengdu panda ambassador semi-finalist (2012). Special knowledge in Shinto culture.(I have license for Shito knowledge test!) Love coffee and chocolate. (I don't drink alcohol unfortunately)

コヤナギユウ
デザイナー、イラストレーター、エディター。
yours-store代表、東京ナイロンガールズ編集長。77年新潟生まれ。生クリームとマヨネーズが苦手で英語が不自由。コーヒーとチョコレートが好きな、神社検定3級、世界成都パンダ大使セミファイナリストカナダ観光局公認ブロガー観光大使。 >>くわしく
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